原油先物相場も再急落。
3月18日(水)のWTI(West Texas Intermediate)の原油先物取引価格
が、20.37ドルに急落しました。≫
なお、WTI(West Texas Intermediate)の原油先物取引価格
が20ドル前半の価格帯
で推移するのは2002年(平成14年)2月以来とのことです。
(約18年ぶりでしょうか。その頃に戻りたいですネ。)
これは、世界最大の産油量を誇るサウジアラビア王国の国営石油会社サウジアラムコ(Saudi Aramco)が4月から原油供給量を970万バレル/日から1,230万バレル/日に増産することを公表していることが大きな要因と思われます。
サウジアラムコ(Saudi Aramco)が3月17日(火)に公表した2019年の年次報告書に拠ると、同社の原油生産コストは、世界平均の4.7ドル/バレル
に対して、2.8ドル
/バレル
と世界で最も低い価格帯
とされています。
恐らく、ロシアに対する原油の価格競争を仕掛けているものと思います。
(石油資源を持たない各国には歓迎されますし、レギュラーガソリン価格が安くなるのであれば大歓迎です。)
ただ、今般の新型コロナウィルスの感染拡大からの影響に拠る石油の需要低下圧力があることから、原油市場価格は更に下がる可能性があります。
1バレル(barrel)=159ℓ
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