新型コロナウィルスのせいで、旅館倒産。

今般の新型コロナウィルスの感染拡大による経済的な影響から、(株)富士見荘(愛知県蒲郡市西浦町大山17、資本金9,600万円(伊藤剛社長))が、2月21日(金)までに事業を停止して、名古屋地方裁判所豊橋支部へ破産申請をして倒産しました。
(この地は、私が若い頃に住み働いていた地に近く比較的良く知っています。この辺の旅館などにも宿泊したことがあります。)

報道等に拠ると、この(株)富士見荘(愛知県蒲郡市西浦町大山17、資本金9,600万円(伊藤剛社長))の倒産が、新型コロナウィルスの影響に拠るものとしては、第一号とのことです。

更に危惧されるのは、製造・物流に拠る影響も大であることです。

新型コロナウィルスの発生源である中国は世界の工場として様々な製品・部品を製造しており、生産活動が出来ないことと物流が停滞していることに、今後影響が懸念されます。
(この事案の特徴として、まずマスクが市中の物販店から無くなりました。)

更には、強い感染力から様々な行事・イベントの開催が出来ないことの影響がこれから顕著になると思われます。
(新潟県内でも、卒業式や就職説明会などの比較的公共性の高いものの中止などが発表されています。)

今年は、1964年(昭和39年)の東京オリンピック以来の東京オリンピック2020の開催が予定されていますが、このままでは開催の見込みが立ちません。

今後も、こうした業界を中心に負の連鎖が強く懸念されます。