国際収支・大幅減少
財務省は、2011年度(平成23年度)の国際収支が、7兆8,934億円(前年度比52.6%減)と発表しました。
これは、1996年度(平成8年度)以来、15年ぶりの低水準であり、減少率は、統計を比較できる1985年度(昭和60年度)以降で最大とのことです。
なお、国際経常収支のうち、モノの取引を示す貿易収支は、3兆4,495億円の赤字で、第2次石油ショックの影響を受けた1979年度(昭和44年度)の6,075億円を大幅に上回り過去最大の赤字とのことです(現行ベースの1985年度(昭和60年度)以降、初)。
貿易収支の赤字の主な要因は、東日本大震災と世界経済の減速などの影響に拠り、電子部品や自動車の輸出が大きく落ち込んだ一方で、火力発電所などに使用する原油や液化天然ガス(LNG)の輸入が大幅に増加したことに拠るとのことです。
また、サービス収支も、1兆8,525億円の赤字と、赤字幅が拡大した様です。
ただ、所得収支は、14兆2,883億円の黒字で、前年度比13.3%増となっている様です。
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