チョッと気になる天引き
昨年の4月から始まった『子ども手当』の支給ですが、厚生労働省は2011年(平成23年)度の『子ども手当』から、給食費や保育料以外に、修学旅行費や教材費などを天引き出来る様にする方針を明らかにしました。
確かに、『子ども手当』から天引きすれば、確実に公課分を徴収出来るし事務効率化を図れる感じがしますが、一方で不要・ムダな施策に対して主権者たる納税者の意思を鑑みる仕組みを外してしまうことになります。
実際、役所等では、天引きのことを特徴(特別徴収)と呼んでおり、それに掛かる事務量は多く、実は非効率的。
更には、役所同士でデータをリンケージすることで、行政にとって有意な新たなる情報の創造及び利活用(役所内で密かに使われ、チョッと恐いです)。
しかも、市場原理の働かない分野への自動的な税金の投入とも思える仕組み・体制。
年金の特徴(特別徴収)なども、実に非効率でその特徴(特別徴収)を支えるシステムにぶら下がる業者等。
どうも、わが国は税金で喰う側に立たないと大変な思いをするばかりです。
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